今日午前上映後の2回に渡って舞台挨拶をして下さいました。
監督の話はとても面白く40分の時間があっと言うまに過ぎました。
「百合子、ダスヴィダーニャ」は、
明治生まれのロシア文学者湯浅芳子は、
「男が女を愛するように、女が女を愛したい」と公言して生き抜いた女性。
天才少女として鮮烈でデビューしたープロレタリア文学者の中條(後に宮本)百合子は、
アメリカ留学中に知り合ったペルシャ語研究家荒木茂と結婚していた。
そんな二人が出会い、百合子が芳子に恋していく。
後に二人でロシアに渡り7年間も暮らすことになるのだ。
(またその後に宮本顕治と結婚するのだが)
映画ではロシアに渡る前の期間を切り取って丁寧に美しく描いている。
二人はお互いを尊敬し合い高め合い、そして愛し合う。
男支配の古い慣習がまかり通っていた息の詰まるような時代に、
あえて挑戦していく二人。
浜野監督はこの潔さを描きたかったと話していました。
映画の中でレトロなきものが景色と共にとても映えていました。
きものの仕事をしているせいもあり素敵だなと心から思いました。
芳子役には新進俳優の菜菜葉、百合子役はミュージシャンの一十三十一、
大杉漣、吉行和子、大方斐紗子などの芸達者が脇を固めています。
物語としても面白いのはもちろんだか、
マイノリティや差別される側の視点で描いていることが
私たち女性の共感を誘うのでしょう。
舞台挨拶終了後、ロビーの中のカフェで監督を囲んで交流会を行ないました。
私は「新潟県女性海外派遣修了者の会」の名ばかり代表をしているのですが、
会員総会を相乗りでやりました。
飛び入り参加の方々もいて総勢16人位で、熱く語り合いました。
監督は、かっこよくて女が惚れてしまうようなタイプです。
ある意味湯浅芳子に共通している様な気がしました。
監督は今日も颯爽と現れ、颯爽と立ち去りました。
6月1日まで上映しています。
ぜひお越し下さい。
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