2013年08月18日

「旅立ちの島唄〜十五の春〜」

沖縄本島から360q離れた離島、南大東島には高校がなく、
中学を卒業する15歳には誰もが島を離れる。
そんな島に住む少女優奈(三吉彩花)と家族の物語だ。
父(小林薫)はさとうきび農家をしており、
母(大竹しのぶ)や兄は那覇で別々に暮らしている。
そこへ姉が姪を連れて実家に帰ってきた。

毎日家族の寡黙な食卓風景が続く。
3年になった優奈は進路に悩みながらも、
好きな別の島の男子に思いを寄せ、
学校帰りには民謡教室に通い腕を上げる。

卒業時の舞台では、決して涙を見せず最後まで歌いわなければならない、
という教えがある。
進路先も決まり卒業の時。
優奈は三線を弾きながら澄んだ声で島唄を歌い父と母に感謝の思いを伝える。
散らばったカケラが繋がった瞬間だ。
(三吉本人が弾いて歌っているというのには驚きました)

三線と島唄の響きが、島影に、夕日で染まる海に、そして私たちにも染み渡ってきた。
島の十五の春の宿命を前向きに受け止める子供たちと、
不器用にも前向きに送り出す家族の旅立ちの物語だ。

ぜひ親子で観て欲しい映画です。




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posted by シネパラ at 22:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 館長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月11日

「チチを撮りに」舞台挨拶が凄かった!

※更新が遅くなってすみません!!!

7月末「チチを撮りに」の上映が始まりました。
初日舞台挨拶には中野量太監督と主演の柳英里紗さんが駆けつけてくれました。
そして本当に多くのお客様から来ていただきました。
場内は補助イスを並べるという開館時以来の立ち見状態となりました。

これはすべて十日町に住む柳英里紗さんのおばあさまの熱意に
みんなが揺り動かされ実現したものだからです。
この作品がベルリン国際映画祭にジェネレーション部門正式招待作品として、
上映されたことが報道されたことから、それ以来熱心のオファーがありました。

中野監督と柳英里紗さんをご一緒にお迎えしようと準備が始まりました。
開始日が決まらずおばあさまをずいぶん心配させてしまいましたが、
決定してからは町中にPRして駆け巡っていた様です。
これらのパワーには敬服しました。

フリーターの姉葉月(柳英里紗)と高校生の妹呼春(松原菜野花)と、
母(渡辺真起子)の3人暮らし。
父は14年前に女性を作って家を出て行った。
ある日母から、「お父さんがもうすぐ死にそうだから会いに行って、
その顔を写真に撮って来て欲しい」と頼まれる。
そこから姉妹の道中のやりとりが始まるがその下りがとても面白く描かれています。

舞台挨拶ではプレゼントタイムがあり、次から次と花束などが贈られる。
そしてなんと、7月27日は中野監督の40歳の誕生日でした。
花束と、ハースデイケーキが。
会場のお客様全員による「ハッピー・バースディ・トゥー・ユー♪」でお祝いしました。
中野監督は感激していました。

英里紗さんも、おばあちゃんから花束を受け取り、
感動の面持ちで十日町のことや映画のことを熱く語ってくれました。
英里紗さんはとても才能のある役者さんです。
これからも更に活躍されることを楽しみにしています。
映画館主として、また市民の一人としてもずっと応援します。

ありがとうございました。お疲れさまでした。

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posted by シネパラ at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 館長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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