2014年08月23日

「ぼくたちの家族」

「舟を編む」で昨年の映画賞を総なめにした石井裕也監督待望の新作だ。
テーマは「家族」。
内容は重いが、心にひたひたと迫ってくる感じの映画である。。

最近の言動がおかしい母(原田美枝子)。
病院に連れて行くと、重い脳腫瘍で余命7日間と宣告される。
取り乱す父(長塚京三)と、立ち尽くす長男浩介(妻夫木聡)。
呆然とする次男俊平(池松壮亮)。
そして、それは医療費の支払いにも関わってくる。
父は借金だらけで母はカード地獄だった。
次男は冷静だが気楽な大学生、
そして頼りは、一流企業に勤める長男の身に集まる。
浩介は、若い頃引きこもりの経験を持つ繊細な性格だが、
もうすぐ生まれてくる子供のことや妻の手前もあり、
次第にいらついていく。

家族の崩壊である。
そんな中でも、母だけは時々薄れる記憶の中でも笑顔である。
病院の待合室で放つ母の本音の言葉に、みんながハッとさせられる。
そしてバラバラだった家族が、母を救うために奇跡を信じて全力で動き出す。

困難なことがあった時こそ、家族が結束し再生していくのだと思う。
それにしても母役の原田美枝子の可愛らしさが際立つ。
その姿が救いである。
それにしても石井裕也監督は凄い!




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posted by シネパラ at 22:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | 館長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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