2010年11月21日

「カケラ」をさがしませんか


kakera.jpg

記事タイトルがキャッチコピーの「カケラ」観ました。

弱冠28歳の若き監督安藤モモ子のデビュー作品です。
父は奥田瑛二、母は安藤和津、妹は「愛のむきだし」で強い印象を与えた女優安藤サクラという
サラブレッドのような監督です。

とても難しいテーマによくぞチャレンジしたと思いました。
ハルを、昨年の映画新人賞を総なめした
「愛のむきだし」「川の底からこんにちは」の満島ひかりが、
リコは、この映画デビューの新人中村映里子。
不思議な感じのする女性を上手く演じています。

ハルはごく普通の大学生、ボーイフレンドもいるが、いつも満たされていない。
リコは事故や病気で失ったパーツを作るメディカル・アーティストで、少しミスティリアスな女性。
その二人が出会う。
リコはハルを好きになり独占したくなる。
戸惑うハルに、リコは、
「男とか女とかでなく、人として好きになったのだから」と言いのけ、
強引に迫っていく。

この二人のシーソーゲームは、男女のそれとまったく同じもの。

二人とも見つからない"カケラ"を探している。
それは"心のスキマ"のことである。
どうすれば満たされるのか分からぬまま
この二人だけでなく私たちも「カケラ」を探し続けるのでしょう。

メデカル・アーティストの仕事や、
女性を好きな女性のアイデンティティや、
また男と女で違う性への考え方など、
興味深い問題を含んでいる話題作です。

道を見失いそうな若い男女の方には
ぜひ観ていただきたい作品です。





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posted by シネパラ at 18:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 館長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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