2013年06月03日

デジタルシネマを導入しました。

5月30日にデジタルシネマのための大きな機器を設置。
調整やスタッフの研修を経て、
6月1日の上映作品よりついにデジタルシネマ化を実現しました。
大きな借金が増えましたが生き残るための選択でした。

そして、その映像の鮮やかで綺麗なことといったら凄いです。
今までのフィルム映画のざっくりとした質感と暖かみが消え、
クリア過ぎてなかなか慣れませんでした。

ただ幸運な事にその記念すべき作品が、
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」です。
デジタルの良さが随所に溢れていて心が震えるほど程美しい映像でした。
新たな映画の存在価値を感じた作品でした。


「ライフ・オブ・パイ〜」は、ベストセラー小説を映画化したもので、
想像を絶する経験をした少年パイの勇気と希望に満ちた作品である。
アン・リー監督の監督賞を始めアカデミー賞4部門を受賞した話題作でもある。

物語は、インドで動物園を経営する一家がカナダに移住するために
動物とともに乗った貨物船が沈没する。
そして荒れ狂った海に残されたのは小さなボートと、
リチャード・パーカーと呼ばれているベンガルトラだけだった。
16歳のパイはボートの上で、救助袋で作った避難基地の上で、
トラと共に227日を過ごし助かる。
絶望の淵でもし自分だけだったら生き残れたのかどうか、とパイは後に語る。

常に恐怖と緊張感の中でトラと対峙し時には共感する場面も。
しかしリチャード・パーカーは愛すべきキャラクターでもあった。
実は彼は、我が家のトラ柄の猫にそっくりな表情をするのだ。
CGとは思えないほど進化したデジタル技術に敬服した。

そして、トビウオや鯨が飛び交う海原、夕焼けや満天の星空に抱かれるような美しい海、
自分自身、海に包み込まれているように感じさせる映像美です。


フィルム映画ができて100年後の今、
当館初のデジタルシネマ「ライフ・オブ・パイ〜」で
新しい発見をしてほしいと願っています。




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posted by シネパラ at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 館長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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