十日町に春はまだ遠いようですね。ただ、晴れていると心地が良いので
あと一息なのかな〜と、ちょっぴりウキウキしています。
前回(かなり時間が経ってしまいましたが・・・)、プリントを繋ぐまでをお伝えしましたが
今回はその出来たプリントを映写機にセットしてみようと思います。
映写機は2台で1セットです。これは1台がダメになった場合の予備として、
もう一つは長尺の作品やロードショウの為に前・後編と分けた時の為です。
スクリーンに対して左側が1号機、右が2号機です。
全ての映画館を知っている訳ではないのですが、ミニシアターなら恐らく全国共通だと思います。
映写機の下にリールが2つセットできるようになってます。後ろのリールから前のリールへ巻き取るわけです。プリント自体は、ぐるっと映写機の前を包むようにいったん上まで行って、それから映写機の中心を進んで行きます。プリントの左右にはパーフォレーションと呼ばれる穴が開いてますが、その穴に歯車を噛み合わせます。ちなみに、8・16mmのプリントにはパーフォレーションは片側しかありません。
写真の中央付近にある小窓(分かりますか?)を通ったコマがスクリーンに映ります。
レンズはSD(スタンダード)・EV(ヨーロピアン・ビスタ)・AV(アメリカン・ビスタ)・CS(シネマスコープ)の4種類があります。その内3種類はこのようになってます。残りの一つは必要に応じて付け替えます。
シネスコの時はこのように望遠レンズが付きます。
ここはドルビー・デジタル作品の時に通します。
ここから光が出て、デジタル信号を読みます。
いまだに不思議なのですが、どう読んだら音が出るのでしょう・・・。
映写機の後方部の箱です。
中身は何でしょうか?
中身はランプでした。点灯時に開けるとかなり眩しいです。眩しいだけで済むとも思えません。
このランプ、実は一番気を使います。古くなると、光がゆらゆらとして焦点が定まらなくなります。
そうなってくると交換時期なのですが、素手で触ったランプを点灯させると、手の脂で爆発します。
駆け足でしたが、これがおおまかな映写機の様子です。
他にもフレームやピントの調整など、映写技師に休息はありません。
最後に、映写室からの劇場の様子です。
ここからの眺めは最高ですよ!!



