2008年03月02日

『犯人に告ぐ』

犯人に告ぐサブ2.JPGつい先日にお正月を迎えたかと思ったら、早いもので3月です。
まだまだ寒いですが、少しずつ春に近付いていることを実感している
今日この頃です。

さて、今日は『犯人に告ぐ』を紹介します。

昨日からの上映ですが、シネパラ初のミステリー映画です。
週刊文春2004ミステリーベストテン第1位、2005年大藪春彦賞受賞と    
数々の名誉に輝いた目の離せない作家、雫井脩介のベストセラー小説の映画化です。

何といっても、この映画の見どころは【劇場型捜査】という斬新なアイデアにあります。
捜査責任者がテレビに生出演、そして直接犯人に語りかけるという前代未聞の捜査。
1億3千万人が見つめるなかで主人公の巻島刑事がどのように犯人を追い詰めていくのか
緊張感が高まっていきます。

今回の主演を演じるのは、益々渋みの増してきた豊川悦司。
『君は僕をスキになる』で映画デビューを飾り、数々の映画又はテレビドラマに出演している
皆さんご存じの人気俳優ですが、今月都内で公開される映画『接吻』では今回とは正反対の猟奇的な殺人犯を見事に演じており、さらに役者として熟してきたように思える私が最近注目している俳優です。
高身長にモデルのような容姿は、公務員のイメージとはかけ離れた感じもしたのですが、
スクリーンに映った様子はまさに現場の刑事です。

6年前の事件で心に傷を負った巻島刑事は、突如今回の児童連続殺人事件の捜査責任者に任命され、
再び現場の第一線へ復帰する。そして、ブラウン管の向こうにいる殺人犯を挑発するかのような言動にマスコミと警察は加熱していくわけですが、この映画の素晴らしいところは犯人を追うだけじゃなくそれに絡まる利権がリアルに描かれているところです。また、刑事でありながら一人の夫であり父である巻島刑事の心の揺れも作品に信憑性を持たせています。

見えない犯人"BADMAN"の影を追う巻島刑事+警察+マスコミの三重奏が織りなすミステリー映画の傑作『犯人に告ぐ』。最後まで飽きさせない脚本と意外な展開は、観る者をスクリーンから離さないことでしょう。

3月14日までの上映です。皆様のご来場をお待ちしております。
posted by シネパラ at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 支配人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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